板金部会7月度例会

2001年07月07日〜08日

 今年度、最初の例会は、アマダ本社への見学会でスタートいたしました。御忙しいなか、また体調不良のなか、身体に時間をおしてご参加いただき誠に有難うございました。
 7日早朝の7:40に京都駅に集合し、1日目はアマダ本社へと向かいました。アマダ本社の展示ブースは、今年の5月よりリニューアルされており、次世代加工機の他にソフト面での提案を全面に押し出した形に変わっていました。特に「加工編集会議」(アマダ呼称)なるものの説明に力を入れておられたのですが、製品1つの見積に多くの時間を割きながら、それを提案に置き換え受注のヒット率を上げていこうという内容のようでした。が、実際の現状での運用には?マークではなかったでしょうか。
 加工機の方では、全ての機械にパソコンNCを搭載し、各単体であった機械の連携と加工データの集約(活用)をイメージしたつくりに大きく変わっていました。参加いただきました皆様の間では、機能の評価や、必要性、応用性などのお話もあったようです。IT化・ロボット化と合わさって、ますます加工機の形態も変わってくるのではなかなあと今回の見学会で感じました。これからは、せめて年1回でも新しい機能・ソフトを知る機会が必要だなとも感じました。
 そうこう、考えている間に、あっという間に見学会場での時間が過ぎてしまい、大変、残念ではあったのですが真剣な眼差しで、臨んだ見学会場を後にして、夕食(懇親会)並びに分科会会場に移動いたしました。懇親会・一次分科会には京都アマダの藤岡社長・正木さんにもご参加いただき、御話を盛り上げていただきました。分科会(一次)の内容は多岐に渡っていたのですが、掻い摘んでご披露しますと、「2世社長のプレーッシャーとは?」「材料板厚のバラツキと日本の技術力」「エスカルゴの養殖に成功した鉄工所」「厳しい現況」「インターネットを利用した情報収集の実際(サービス券の取得まで)」など。予定の時間をオーバーするほど熱の入った懇親会・分科会でした。分科会も中締めとし、その後は小グループに分かれ、分科会(二次)(三次)を行い、翌朝反省会を行い、新しい機械や別社会を知る有意義な見学会を終了いたしました。
 本当にご参加いただきました、皆さん、御疲れさまでした。ありがとうございました。