会社訪問  キョークロ

2000年06月27日

◇さる、6月27日PM7:30より見学会が開催されました。業務内容は、ネジへの防錆目的によるバレル亜鉛めっきを中心に各種クロメート処理、その上への塗装(栗東工場)まで、一貫した処理システムです。数多くある同業者との差別化をはかった独自のスタイルで確立された技術力、品質管理体制で幅広く営業展開をされております
◇現在、社員43名、3交代勤務体制で納期に対応。1日に使用する水の量は400t、めっき処理量は700〜800t、亜鉛めっき価格は1kg30〜50円、塗装価格は1kg130円位との事。 又、1ヶ月にかかる下水道料金は180万円やそうです。
寺田理社長に聞く ・はじめの一歩 大学を卒業して名古屋のめっき専業者に修行へ出たのが15年前そんな時、仕事中に事故にあい、目に薬品が入りあわや失明になりかけ入院した。めっき業にこだわること無く何気なく過ごしていたが、事故以降は、これが天職だと悟った
・飛躍の一歩 以前から前社長(父親)は、65才になったら第一線から退くといわれていて、その時を迎えたのが3年前。当時景気は、どん底でまさしく0からのスタートだった。これ以上悪くはならないと発想を変え、自社の強みを見直し、現在右肩上がりの業績をおさめている(0からなので..)
・これからの一歩 めっき業とは、薬品を使う以上、水をきれいに処理し、排水する義務があり各薬品、金属に対して厳しく法律で基準値が定められております。これからは、自主的に環境問題に対して取組み、いかに守るかが課題である。来年、ISO14000を取得する予定でうごいている。環境をテーマに、前向きなビジネスを展開していくこと...寺田代表幹事ではなく、キョークロ寺田社長の熱弁に、同業者として自身強烈な刺激を受けました。
〜最後に、(株)キョークロ様の社員の皆さん大勢で押しかけた上、たいへんお世話になり、 有り難うございました。この場をおかりしてお礼申し上げます〜
<高木金属梶@高木 栄次>